些細なことでも早めにしっかり報告する
毎日通常通り働くことができれば問題ないのですが、働いていると予想しない出来事が生じたりします。
何か起きたら所属する部署の上長に相談するのが鉄則ですが、些細な問題であると報告を怠りがちになってしまいます。
自分自身で勝手に判断し対処すると後々になって重大な問題になりかねません。
特に派遣だと派遣会社が介在するため対処の仕方が複雑になりがちでもあります。
問題が起こりがちな点と対処の仕方の一例を紹介しましょう。
休みの取り方
何か予定があるときや急に休みが必要になった時は休暇を申請する必要があります。
但し休暇の取り方には派遣会社や派遣先企業によって異なり入社時に確認が欠かせません。誤った休暇の申請は製造計画の遅延やシフトの欠落などにつながり会社の業務に影響を与えることもあります。
休暇の申請は必要な日時が分かった時に現場の責任者にできるだけ早く申請することが一般的です。
また派遣会社にも休暇の事実を伝える場合もあるため注意します。
作業方法やマニュアルの変更
製造指図書やサービスマニュアルなど、業務では作業方法が決められ文書化されていることが一般的です。
通常はこれに従って作業を行うことになりますが、突発的に手順とは異なる方法で作業を行う必要があったりします。
また指示されている手順よりも効率よく作業ができる方法があると結果的に既定の作業方法と異なる方法で作業することになります。
しかし自己判断で作業してしまうと思いがけないトラブルを発生させてしまうことがあります。
また作業方法は取引先との取り決めや法規に則った場合もあり、自己判断での変更はこれに背く結果につながりかねません。
仕事中だと作業方法を管理する担当者に報告することなく異なる方法で仕事をしてしまいがちですが、変更が必要と分かった時に報告することが望ましいと言えます。
配置の変更
作業をする際は所定の配置に所属し決められた仕事を行うことが一般的です。
各人持ち場の仕事に専念することで会社の仕事は円滑に進捗します。
そのため誰かが持ち場を勝手に離れてしまうと業務が滞りトラブルが発生することにつながりかねません。
「苦手な仕事だから」などと自己判断で配置を変更せず、必要がある際は上長の許可をとって配置を変更してもらうようにしましょう。
またトイレや休憩など持ち場を離れる時も他の社員に一声かけることが大切です。
働く現場では常に時間に追われ忙しく感じることが多いと言えます。
そのためにトラブルや変更などの対処や報告が疎かになってしまうのも無理はありません。
しかしどんな些細なことでも放置してしまうことで大きな問題となってしまう可能性は十分にあります。
取るに足らないと思えることでも万が一を考え情報の共有は徹底することが必要です。