派遣先からスカウトされる事がある
派遣で働いているうちに、派遣先からスカウトされる事があります。
長期間真面目に勤めたり、その業績振りを認められ、「派遣としてではなく、自社の雇用スタッフとして働かないか」というようなスカウトが一般的でしょう。
スカウトは法に触れるものではない?
このスカウトは、基本的に、お互いに法に触れるものではなく、極々自然な流れとなります。派遣先としては、使える人材を雇用するのは当然であり、また、派遣者としても、そのまま派遣として働くのではなく、正社員やアルバイト雇用の方が良いという場合もあるでしょう。
自分にとってメリットが多いと判断するのであれば、このようなスカウトは受けて頂いて構いません。もちろん、合わないと思うのであれば、その時点で断ることも出来ます。
注意しなければならないのは、派遣元との契約状況はどのようになっているか、ということです。
スカウトをされたからと言って無断で契約を破棄するようなことはせずに、きちんと話をして、お互いに了承した上で、スカウトを受けるのが基本です。
また、スカウトをしてもらった派遣先の会社状況も、こちら側としてはしっかり確認しておきたいところです。
例えば、給料面や待遇、業務内容が本当に自分に合っているかどうか、などです。もし自分に合っていなかった場合、結局は「派遣の方が良かった」というケースも少なからず存在します。
もし派遣先からスカウトをされた場合は、出来ることならば一旦返事を留め置き、自分自身の状況や派遣元との契約を確認するなど行なっておくべきでしょう。