社会人としての暗黙のルールが派遣社員には必要ない?
最近、本当に派遣社員の方が増えましたよね。
私が以前勤めていた会社にも多くの派遣社員の方が働いていらっしゃいました。
派遣社員の方は基本的に始業時間のギリギリに会社に来て、定時になったら帰るというパターンがほとんど。
残業はさせないように、という感じでした。
資格をしっかり持っている方が派遣社員として来てくださっていたので仕事そのものに困ったことはありませんでした。
ただ、ありますよね、社会人としての暗黙のルールというかなんというか…。
上司や先輩を含め、部署のみなさんのお茶を入れる、かかってきた電話は率先して出る、時には仕事に必要な買い出しがあったり、など。
それはやっぱり新入社員や若手がやりますよね。
上司や先輩には、その人たちにしかできない仕事があるわけだから、そういった簡単な仕事(悪く言えば雑用ってことになってしまうんでしょうか…)に時間を取らせるわけにはいかない。
しかしながら、派遣社員の方たちは、どうして私たちがそんな仕事をしなくちゃいけないんですか?的なことを言ってくるんです。
契約違反ですから!
あたかも、それは契約違反ですから、と言いたげな感じ。
しかも、そういったことを堂々と上司にズバッ!っと言っちゃったりするんですよね。
ある意味、すごいなぁって思っちゃいました。
もしかしたら、私が知っている派遣社員の方が特殊なだけで、もっと違って、柔軟に仕事をこなしてくださる派遣社員の方もたくさんいるかもしれないんですけど。
そして、なんといっても、お給料の差でしょうか…?
うちの会社は残業時間のすべてに残業代がつくわけではなかったので、結局サービス残業も多かったんです。
だから、時給換算にすると悲しくなってしまうほどに。
それに比べ、派遣社員の方は働く時間は決まっているし、残業があったら、その分しっかりと残業代が付く。
うらやましくなっちゃいますよね。
税金や保険、年金など派遣社員の方にもいろいろと悩みはあると思うので、あまり悪いようには言えないんですが、正社員と派遣社員のどちらも気持ちよく働ける職場は理想ですよね。