危険な派遣会社の見極め方
派遣会社によっては危険な会社もあります。
大切なお給料を貰う契約をする派遣会社は、やはり安心なところを選びたいもの。
派遣会社の見極め方を紹介します。
労働者派遣事業としての許可と届出
まず、労働者派遣事業としての許可と届出が出ているか確認します。
基本的過ぎて就業中の方でも未確認の方は多いと思います。
労働大臣の許可のない企業も存在していますので確認しておくのがいいでしょう。
実績のある大手派遣会社なら安心ですが、知らない名前の派遣会社は注意が必要です。
事業の許可と届出があることを公開しているか、サイトやハローワークの情報で判断することができます。
過去に業務停止や改善命令があれば要注意です。
社会保険
社会保険について説明があるかどうかも確認します。
大抵の派遣会社は就業前でも、登録時にきちんと説明をしてくれます。
健康保険や厚生年金、雇用保険についての加入の条件や有無について説明のない会社は危険です。
これらは働く人が加入できる当然の権利、派遣だからとうやむやにされる会社は信用できません。
また、長く働けば有給休暇も大切な権利になります。
有給休暇が発生する条件と時期、日数や使い方も確認しておきましょう。
いざ使おうとすると、事前に申請したものでないと認めない、月に使用回数が決まっているなんてこともあります。
派遣会社の営業の人
派遣会社の顔である、営業さんを見るのも一つの手です。
この営業さんがだらしない場合、他の営業さんも同様の性格である場合もあります。
経験が長いはずの営業さんが信頼できない人物であれば、会社全体がそのような体制である可能性が高いです。
対応が遅い、給料計算が間違っている、仕事を始めてみたら最初に提示された条件と違ったなんてこともあります。
あまりにひどいと感じたのなら派遣会社のコーディネーターへ相談してみてください。
対応が悪かった場合には派遣会社自体が危険です。
見切りをつけ、信頼できる派遣会社を探しましょう。
複数の派遣会社に登録し比較する
できれば同時に複数の派遣会社に登録し、比較するのがお勧めです。
比べる対象があれば、信頼できるかどうかの判断もしやすくなります。
ネットなどの口コミも参考になるかもしれませんが、支店によっては対応も違いますし、信頼性は薄いもの。
自分の周りで派遣社員として働いている人に聞いた方が参考になるはずです。
求人広告と内容が異なり過ぎる派遣会社も要注意です。
良い条件の求人情報で人を集めている会社もあるのです。
問い合わせた時に説明があればいいのですが、おいしい条件ばかりを掲げているのなら危険です。
自分の身は自分で守れるよう、危険な派遣会社には引っかからない知恵を身に着けておきましょう。