某宅急便の会社の派遣社員について思った事
私が働いていた某宅急便の会社では、派遣社員の方々は、男性ばかりで女性はほとんどいませんでした。私は総務部にいましたが、派遣社員の人が配置されている部署は、荷物の仕分けをする、肉体を動かす場所で働いていました。
派遣社員に対して思ったのは、仕事が仕事なので、スーツ姿の方はおらず、作業のしやすいポロシャツや作業パンツみたいなのを履いていて、会社に来るのに、ずいぶんラフな感じだなあ、と思っていました。
作業をするから仕方ないのですが、服装がラフなので、なんとなく風采が上がらないようなイメージがありました。
年齢が若い
それから、派遣社員の方々は、全体的に年齢が若いな、と感じました。
正社員には当然部長をはじめとしてそれなりの年齢の方々がいますが、派遣社員として働いている人は、せいぜい30代くらいまででした。何気なく、30代過ぎたら派遣という形で仕事をするのは無理なのかなあ、と思いました。
また仕事柄、宅急便の荷物の仕分けの関係で、深夜にまで仕事が及びます。
私たちは普通に18時に退社して帰宅しますが、派遣社員の方々の中には、この時間帯を中心に仕事についている方もおり、そういう生活を長く過ごしていると、体調にもあまり良くないのではないかと思いました。
仕事は淡々と真面目にこなす
しかし、仕事については皆さん淡々と真面目にこなしていて、仕事に対していい加減というような印象は全くありませんでした。
作業を黙々とこなしていて、おしゃべりなどの無駄話もしている様子ではなかったので、全体的にまじめな印象がありました。
派遣社員と正社員の距離
派遣社員の方が接する態度などは、特に問題などはなく、すれ違えば普通に挨拶もしますが、派遣社員同士でいつも固まっていたので、個人的に話すような機会はありませんでした。
私達社員も、特に女性は女性同士で固まっていたので、向こうからすると声をかけにくかったかもしれません。
昼食の時も、社員が休憩室でのんびりしていても、派遣社員の人はそういう中に入ってきませんでした。
こちらはそういうつもりがなくても、入りずらいのだろうな、と思いましたが、場所もあまり広くないので、結局そのままで改善するという事はありませんでした。
会社のレクリエーションなどでバーベキューなどを行いましたが、その際にも派遣社員の方々には声をかけるという事はありませんでした。
というか、参加希望の方は総務部まで連絡をしてくるような案内を社内に出していましたが、営業は営業でまとめて誰が出席、という風に部署ごとに出欠を知らせてくるので、派遣社員の人はそういう取りまとめをするような人がいなかったのではないかと思います。
また、社員の中には、派遣社員の人を誘うという意識が全くないという人も多かったと思います。
派遣社員の方が辞められるときには、特に送別会などはなく、担当の部署の長に挨拶をして総務部に連絡し、それで会社を辞めていかれました。
仕事の内容的にも責任のあるポジションなどにつく事がなく、わりあいと単純作業が多く、他の人ともかかわらないので、まあ仕方がないのかなと思いましたが、社員との違いは大きいです。
うちの会社は、あまり派遣社員にとって働き甲斐のある会社ではなかったのでしょうし、待遇も良くなかったと思います。