正社員と派遣社員、両方やって気づいたこと
いくつかの職を転々としてきまして、周りには安定しない人だと思われることもしばしばありましたが、そのなかでいくつか気づいたこともあります。
仕事内容は変わらないのに待遇が違う
仕事内容はそんなに変わらないのに正社員と派遣社員でどうしてこうも待遇が違うのか。
実際働いてみると、派遣社員だって正社員と変わらない仕事だったり正社員と同じように残業したりするわけです。
でも賞与はないし、福利厚生だって差が大きい。
なんでこんなに違うんだろう?
自分なりに考えてみました。
これが大前提になります。
直雇用ではないということは、別の会社に雇われているということで働くところは違えど、雇われているのは派遣会社に変わりありません。
派遣会社が提示した契約内容で働いているにすぎないんです。
派遣会社に雇われているということは当然福利厚生も派遣会社によります。
たとえ出向している会社がどんな企業であっても変わりはないのです。
派遣社員になるメリット
じゃあ派遣社員になるメリットはなんだろうと思うと、やっぱり入りやすさ出やすさになると思います。
正社員の場合、面接に行く際はほとんど履歴書を作成しますが派遣社員の場合、一度派遣会社に登録さえしてしまえば履歴書の作成も必要なく、また給与の振込み先や保険なども一度登録してしまえば転職してもその手間はかかりません。
また仕事を辞める際も、派遣社員は契約期間で更新していくので辞めたいと思ったときの次の契約更新の時には退職することが出来ます。
正社員だと引継ぎの人を見つけなければならかったりそう簡単には辞められないのが多いかと思いますが派遣社員ならその後の人員も派遣会社が面倒をみてくれるのでスムーズに退社することができます。
また、契約期間満了で辞職した際は自己都合退職にならないので、失業保険も3ヶ月の待機期間無くもらえます。
簡単に辞めさせられる
しかし、簡単に辞められるということは同時に簡単に首を切られることが起こりうるということです。
過去リーマンショックなどあった頃は、たくさんの派遣社員が会社の都合により退社せざるを得なくなりました。
世界恐慌までいかなくても、少しの景気の動きで人員調整に使われてしまう派遣社員は
雇用の安定性に欠けると思います。
もし長く勤めたいのであれば、できるなら正社員であったほうが今の世の中ではすごしやすいと私は考えます。