労働内容を選べる自由、労働時間を選べる自由
現在正社員として働いています。派遣社員をしている友人たちと話していて感じる、メリットとデメリットを書きます。
自分の自由を主張できる派遣社員
労働内容を選べる自由があったり、労働時間を選べる自由があります。
それはもちろん、正社員として働くにも選べることですが、派遣社員の方がきっちり権利として主張できる環境にあると思います。
例えば「残業をしない」という契約事項であれば、残業なしで帰れて、自分の時間を有効に使えます。
さらに「電話をとらない」「パソコン入力のみ」などの権利としての主張をできることが、派遣社員の方が主張しやすく思えます。
長期働ける見込みが正社員より少ない
一方、派遣社員のデメリットは、長期働ける見込みが正社員より少ないことです。
どちらも「必ず」という保証はない世の中で、可能性の問題ですが、長期間働く権利を主張できない立場にあると思います。
そして長期間働く見込みが少ないことの延長でもありますが、仕事の内容が発展しないことも、デメリットだと思います。
いろいろな仕事をしていく中で、「仕事の面白さ」「時間をかけてチームで作り上げる面白さ」のようなものを感じる機会が少ないです。
私も仕事だけに生きがいを求めて正社員をしているわけではないですが、新しい仕事をさせてもらって「やりがい」を感じることもあります。
そして、長期間働ける見込み、というのは、ある程度の心の余裕に繋がります。
仕事以外でも「来年は、ここに行きたい」「その次は、この勉強をしてみたい」などと、何年にもわたった計画が立てられます。
一定期間で、更新していく派遣社員の立場では、何年か先まで安心することが難しいのではないかと思います。
このようなメリットとデメリットを考えて、現在私は正社員として働いています。
正社員も派遣社員も、どちらも人間の中で働いています。
メリットにもデメリットにも分けられないことですが、お互い協力することできれば、より働きやすくいられると思います。